
台風の影響で避難所へ!!
でも何持って行ったらいいの?
こう言った疑問に答えます。
本記事のテーマ
防災グッズだけじゃない 避難所に持っていくべきものとは 何より大切なものを紹介
大阪市の防災担当として6年間、地域の防災計画に携わり、地域の防災訓練を始め、実際の被災地への派遣を経験した私が、いざ避難所に行くとなった時に用意しておくと便利なものをご紹介します。
防災グッズも最低限これだけは揃えておきたいですね。
でも、これだけじゃ、やはり物足りないんですよ。
腹が減っては戦はできぬとはよく言ったもので、人間、水がないと死んでしまいますからね。
大事な水と食料は、備蓄物資があるところに避難する場合とないところに避難する場合とでは大きく違います。
万が一備蓄物資がないところだと大変です。
必要最低限の水と食料は持参していく様にしましょう。
この記事では ・住んでる場所から一番近い避難所を知る ・避難所に備蓄物資が常備されているか ・本当に避難所にいくべきなのか
について解説します。
住んでる場所から一番近い避難所を知る
あなたが今住んでいる街のどこに避難所があるのか知っていますか?
知っているのと知らないとでは大違いです。
まずは、地域の防災マップを手に入れて日頃から訓練しておくことがとても重要です。
避難所に指定されている場所としては、小学校や中学校、体育館や集会所などがありますね。
それぞれの地域によってはいろんな場所が避難所に指定されていますから、だいたいの場所は覚えておきましょうね。
防災マップは近くの市役所に行けばもらえますし、自治体によってはホームページから、ダウンロードなんかもできるようになっています。
浸水の恐れがある場合などは高台に避難する方が良かったりしますね。
いざ災害に遭ってから、避難所に行くものを用意する時間なんてありません。
日頃から、水と備蓄食は十分に揃えておきましょう。
目安は2リットルの水12本、レトルト食品などの備蓄食料を1週間分程度用意しておけば、万が一備蓄物資がないところへの避難でも安心です。
避難所に備蓄物資が常備されているか
これは市役所に聞いて確認してくださいね。
大阪市の場合は小学校や大阪市の施設などに備蓄物資が保管されており、賞味期限が切れる前に更新して、常に切れることのないように管理されています。
他の市区町村でも、少なからず同様の対策を講じています。
いざという時には市長をトップとした防災対策本部が立ち上げられ、警察や消防、道路、水道、下水、交通とあらゆる情報を一瞬で集めて共有するための組織ですね。
ここで各区の区長がそれぞれの区の状況に応じて采配を振るうわけです。
対策本部がしっかり機能していないと、必要な派遣ができず、助かる命も助からないことが起きてしまいます。
特別区になったら、そんな訓練すら出来てないので、そういった仕組みづくりも考えていかないとバラバラでしょう。
防災のトップは区長ですが、それぞれの旧区のトップはいません。故にかなりの広域を指揮しなければなりません。
しかし職員は旧区にはほぼいませんから、ほぼ動員がかかるのでしょう。いろんな職場から集められてくるわけですね。あまり顔の知らない人同士が調査対応することになります。
結局、旧の区で動こうにもトップが特別区長なら連携が難しくなりますね。
しかも広域行政は府が管理してますから、どうなるんでしょう。なれない指揮命令系統に災害が起こった時は・・・
想像しただけでも恐ろしいですね。
本当に避難所へ行くべきか
この判断は最終的に個人となりますが、避難所が開設されているのであればまず避難を優先させましょう。さらに、自宅にいるのとどちらが安全なのか判断が必要です。
道中にある危険を想定しながら行動しましょう。倒壊寸前の家屋や、浸水の危険が迫っているのなら、ギリギリになるより、早めに避難所へ行くようにしなければいけません。
一瞬の判断で取り返しがつかないことになりますからね。
最低限の備蓄物資を持ってまずは避難しましょう。
防災グッズだけじゃない まとめ
防災グッズだけじゃなく、必要最低限の食料と水は命をつなぐものです。
いつでも常備していざという時に備えておくのが大切です。
普段から心がけるだけで万が一の時にも落ち着いて行動ができるようになりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。