こう言ったなやみに答えます。
農家として、300年以上の歴史あり、私もその農家を引き継ぎ30年以上の経験から、様々な野菜を育てています。
どんな料理にも欠かせないキャベツの選び方、最強に美味しい食べ方なども参考になるかと思います。
この記事を読んで、キャベツの選び方がわかっていただけると嬉しいです。
本記事のテーマ
新鮮なキャベツの見分け方 農家が教える美味しい食べ方
万能野菜の一つ、どの食卓にも欠かせない野菜として、キャベツはよく使いますよね。
煮込んでも、焼いても、生のままでも食べられるキャベツは栄養価も高く、
胃腸の粘膜の保護や再生を促進させるビタミンCの量が野菜の中でトップクラス
冷蔵庫でも日持ちするのですが、意外と知られていないのが、保存方法。
農家なら、当然やっていることなのですが、TVの放送を見て、意外と知られていないんだと納得。
この記事では
・新鮮なキャベツの見分け方
・日持ちするキャベツの保存方法
・美味しい食べ方
を紹介しています。
新鮮なキャベツの見分け方
2分の1にカットされているキャベツの場合
断面の色で判断しましょう。
キャベツが新鮮な場合は黄色です。
段々と緑になっていくため、黄色っぽい断面を選ぶと、新鮮で栄養価が高いキャベツがゲットできますよ。
まるまる一個のキャベツの場合
キャベツの芯で見分けましょう
芯の部分があまり大きくないものがうまみ成分も全体に広がっている状態です。
芯の大きさが、五百円玉で隠れるくらいがちょうど良い大きさ。あまり小さすぎてもNGです。
大きすぎると、うまみ成分を芯が吸収してしまうので、葉の苦味が多くなります。
甘くて栄養豊富なキャベツはビタミンCがたっぷり。
抗酸化作用で体を老けさせない効果も期待できます。
見つけたら即買い
外の葉っぱが赤みがかっているものをえらぶ。
葉っぱの赤みはアントシアニンが形成されている証拠なので、傷んでいるわけではありません。むしろ好んで購入いただける商品です。
アントシアニン
目にいいとされるポリフェノール。寒さや乾燥などで光合成をする必要がなくなった時、自らの防御反応でアントシアニンが形成されます。
野菜の変色はいろんな野菜でも観察することができます。
ブロッコリーなんかも色が変わることで有名ですよね。
日持ちするキャベツの保存方法
栄養を逃さず、日持ちさせるには、芯を切り抜いて保存するのがおすすめです。
芯の周りに包丁を突き刺し、五角すいを切り取るイメージです。
切り取ったところに、濡れたキッチンペーパーを詰め込んでポリ袋に入れ、芯を下にして保存しましょう。
カットしたキャベツも芯を切り落とし、湿らせたキッチンペーパーで全体をくるみ、ポリ袋へ入れて芯を下にして保存しましょう。
こうすることで、2〜3週間、鮮度を保ったまま保存することが可能となります。
収穫後も、芯に栄養を取られてしまうので、芯を切っておくことで、葉の養分を保つことができますよ。
美味しい食べ方
芯にはビタミンCが多く集まり、栄養価が高く美味しいところです。
餃子の種や、肉詰めの際に、入れると無駄なく食べることができますよ。
実はあまいキャベツの芯
葉っぱの糖度は8
芯の糖度は12
一般的には、スイカで12、メロンだと15くらい。
キャベツの芯は、実はスイカほど甘いという結果には驚きですよね。
キャベツのグリル
簡単調理で疲労回復
キャベツを素焼きにすると疲労回復に期待できます。
8等分にカットし、芯ごと焦げ目がつくまで焼いて完成です
塩だけで甘くて美味しく食べられますので、ぜひやってみてください。
丸ごとロールキャベツの作り方
マグネシウムをたくさん取れるので、免疫力アップも期待できます。
作り方
・芯を大きめの五角すいに切り取る
・スプーンで中をくり抜く
・葉の厚さが1、5cm程度になるようにくりぬきます。
・くり抜いた葉っぱは刻んで、ひき肉と塩胡椒でまぜ合わせたら種の完成
・くり抜いたところに、種をつめこみ、くり抜いた芯で蓋をします。
・下向けに20分煮込んだら、芯の蓋を外し、さらに20分ほど煮込んだら、丸ごとロールキャベツの完成です。
マグネシウム、ビタミンC、ポリフェノール、食物繊維がたっぷりの丸ごとロールキャベツぜひ試してみてください。
ラーメンキャベツ
麺じゃなくキャベツでらーめん
作り方
・らーめんの麺のように太めに千切り
・ラーメンのスープはお好みで。
・煮立ったスープにキャベツをどっさり加え
・お好みの硬さに茹で、トッピングにゆで卵やチャーシューを盛れば、ヘルシーなキャベツらーめんの完成です
まとめ
新鮮なキャベツの見分け方、日持ちする保存方法、美味しい食べ方をまとめてみました。
余すところなく使えるキャベツで、料理の幅も増えますね。