生姜は昔から、料理の臭み取りによく使われています。
豚肉や、魚料理なんかにも、よく登場するのは、それなりの理由があったわけですね。
生姜の持つ消臭効果や抗菌作用により、食材の味を生かしたまま、うまみを閉じ込めることができるので、うまく活用するといいですね。
生姜には、スライス、みじん切り、すり下ろしとありますが、どう使うかで、それぞれの特徴を生かすことができるようですね。
豚肉の臭みとりには
すり下ろした生姜が一番肉にくっつきやすく、臭みを緩和することができますよ。
これは、生姜の香辛性物質が肉のタンパク質とくっつくことにより、匂いが消えるようですね。
チューブの生生姜もありますが、こちらは難消化デキストリンや香料が含まれているため、生姜の匂いが若干強めに感じることもありますので、
できる限り、生の生姜をすり下ろして使うほうが良いようですね。
豚の生姜焼きなんて、うまく考えられた料理なんですね。
生姜の香りと辛味を生かす
皮のすぐ下の部分に、香りと辛味成分がありますので、皮を厚くむくと、その成分がなくなってしまいます。
生姜を綺麗に水洗いした後は、
なるべく薄く剥くためにも、スプーンなどで、削ぐようにすると、
皮が薄く剥けるので、風味を損なわず、美味しくいただけますよ。
冷奴や豚の生姜焼き、煮魚などにも万能の生姜をうまく使っていきたいですね。
豚肉の臭み取り、魚の臭みとりには他にもいろんな方法がありますよ。
生姜は万能
生姜は薬用や香辛料として、世界中で使用されていて、漢方では、
生姜(ショウキョウ)
乾生姜(カンショウキョウ)
乾姜(カンキョウ)
と言われ、アメリカではジンジャーとして、親しまれています。
中でも、乾姜は、生姜を蒸したものを乾燥させ、生姜の成分を凝縮させたものとして、重宝されています。
生姜湯なんかも、これを生姜パウダーとして使えば、美味しくいただけますね。
他にも、生姜紅茶、生姜レモネードなんかも美味しいですよね。
体を温める
生姜の独特の辛味成分であるジンゲロン、ショウガオールはポリフェノールの一種であるため、強い抗酸化作用により、
古くから、体の酸化(老化)を防ぐと言われています。
中でも、動脈硬化や癌予防として、日頃から食べる習慣を持つといいとされています。
また、胃液の分泌を促すことから、消化吸収を助け、血行促進により、体が温まる効果もあるとされています。
体内の基礎代謝が上がり、体温が上がると、免疫力も上がるので、病気になりにくいとされています。
辛味成分のジンゲロンは、発汗作用や解熱作用もあり、風邪予防に効果的とされています。
ショウガオールは体の中から温める効果があることから、新陳代謝が上がり、冷え性や、ダイエットに効果的とされています。
昔から、風邪を引いた時には、生姜湯を飲むといいとされているのは、発汗を促し、新陳代謝を活発にすることから、理にかなっているということですね。
まとめ
実は万能の生姜。
日頃から、生姜をとることを習慣にしていると、体が健康になっていきそうですね。
やはり、体を作るものは、食べ物が大切。
栄養を偏ることなく、満遍に食べるようにすると、本来の人間の力が復活していきます。
現代社会に多く存在する食品添加物は、体に害を及ぼすもの。
なるべく、口にしないようにするだけで、体の構成が変わります。
細胞が生まれ変わるサイクルが3ヶ月と言われていますので、まずは、3ヶ月間、試してみてください。
発酵食品である、味噌、ヨーグルト、麹、なども積極的にとっていくといいですね。
僕は、3ヶ月間、食事改善をすることで、腸内環境が整い、風邪ひき知らずとなりました。
食材のちょっとした知識も、知っているのと知らないのとでは大違い。
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おかげで、数年間苦しんだ花粉症も、どこへやら。
花粉症対策として効果的だったことはこちらの記事が参考になりますよ。
人生の相棒である体と、一生健康で付き合えるようにしていきたいですね。