こう言った疑問に答えます。
本当です。
日常生活に欠かせないガスがタダで使えるという。
マツコ月曜から夜更かしで、千葉県のガス代無料地域の特集がありました。
毎月のガス代って、プロパンガスだと結構しますよね。
数年前まで、うちもプロパンガスでしたから・・・
1万円くらいだったかな。
毎月の光熱水費って結構な負担ですよね。
うちの家庭も、数年前まではガスと電気と併用でしたから、
毎月多い時で5万円くらい払ってたかと思いますね。
そのガス代、毎月1万円がただで使えるなんて、なんて贅沢な地域なんですか!?
ということで少し調べてみました。
みんながみんなガス田で裕福な暮らしをしているのでは?
なんて、少し羨ましいですね。
本記事のテーマ
千葉県には、ガス代無料!?の地域があるって本当??
この記事では
ガス代無料の地域はどこ?
住んでる人はみんなタダなの?
ガス代が無料の仕組み
について紹介しています。
ガス代無料の地域はどこ?
千葉県茂原市です。
千葉県のほぼ真ん中に位置し、東京からはJRで1時間ほど
茂原市のHPによると
- 人口87,793人
- 世帯41,272世帯
- 男性43,384人
- 女性44,409人
[2022年2月1日現在]
茂原市の天然ガスは水溶性天然ガス
砂岩と泥岩との互層からなる300万年から40万年前の地層から産出しています。
深海に多量の有機物を含む泥質物が堆積し、長年かけ分解されることでガスが形成されたようです。
ガスの散逸が少ない条件が整ったことで、ガスを含む地下水が雨水の浸透の影響を受けることなかったんですね。
でも、実際は、ガスよりもヨードの産出が世界的に上位を占めているようです。
とはいえ、千葉県を中心とした南関東一帯の 地下には日本最大のガス田があり、茂原市の 近郊では明治時代から天然ガスの採掘がおこ なわれていたそうです。
近年は液化天然ガスなど海外からエネル ギー源を輸入しているが、茂原市はエネルギー を自前で持っている凄い地域なんですね。
住んでる人はみんなタダなの?
どうやら、住んでる人が全員タダではないようですね。
ガスを無料で使うためには、ちょっとした苦労があるようです。
ガスを無料で使うためには、地面を掘り進め、ガスを含んだ地下水を組み上げる必要があります。
ガスを含む地下水を掘り当てた場所はガス田と言われ、そこからガスを抽出しているんですね。
ガス田はみんなが持ってるの?
ガス田は共同所有されているところも多く、掘ったらガスが出るということではないようですね。
温泉のようなもので、温泉を掘り当てるのに莫大な金額が必要なように、
200万円かけて掘った方もいれば、40万円でガスを掘り当てた方もおられるようです。
しかも、そのガスは、いつ枯れるかわからないという・・・
200万かけて掘り当てても、三十年で枯れてしまっては。。。
とはいえ、一年に66,666円程度しかかかっていないのであれば、ある意味ラッキーな部類なんですかね?
運が良ければ出るし、一生懸命掘ってもでない時はでないという
ある意味、非常にリスキーですよね。
ずっと使い続けているとメンテナンスも必要で、掘ったらあとはただということではないようです。
どうやら、地下の天然ガスを自分で掘り当てて、自分で使う用途であれば、無料で使えるらしいですね。
ただ、天然ガスを掘るのに40万円から200万円くらいかかったり、維持費が結構かかったり、
結果、そんなに得した感じがしないようでした。
ガス代が無料の仕組み
ガス代が無料というのは、ガスを含んだ地下水を組み上げた場合のみ。
その組み上げるための工事費や、その後のメンテナンスは自己負担となりますので、決して無料というわけではなく、
あくまで使用するのが無料というだけ。
ガスをどうやって使ってるのか?
どういう仕組みでガスを無料で使用しているのかというと、ガスを含んだ地下水を掘り当てるため、井戸水を掘る要領で、地面を掘り進めます。
ここまでは、井戸を掘るのと同じです。
昔は、水道なんかなかったから、井戸を掘ってましたよね。
茂原市では、地下水にガスが含まれているため、その地下水を汲み上げることで、ガスだけと取り出しているんですね。
勢いよく吹き出す水の上に、ドラム缶をかぶせると、水は、下に戻りますが、上には、ガスが溜まるっていう仕組みですね。
千葉県の地下には日本最大の水溶性天然ガス田(鹹水)が眠っているそう。
茂原地区がその大量の天然ガスの最大の供給地。で、一宮海水浴場にあるこれはおそらくガスが分離したあとの鹹水を廃棄しているところっぽい。
調べてみたらめちゃ面白いじゃん🤣https://t.co/0WfZErmNfF南関東ガス田 pic.twitter.com/1Q2ERagcQm
— FPもりや【20代独身ビジネスマン向け資産運用】 (@FPMoriya) January 19, 2020
ガス田があるなんて、なんか急にお金持ちになった感じがしますが、
実際には、売買が禁止されていたり、維持費がかかったり、結構な手間が必要なため、プロパンガスに替えるご家庭も多いとか。
そう言ったリスクを回避するために、みんなで共同所有しているガス田もあって、ビニールハウスを温めたり、いろんな用途で使われていることが多いようですね。
ただ、近年は、あまりガスが出にくくなっているようで、掘削にも許可が必要なようですね。
勝手に採掘して、地盤沈下になんてなったら、目も当てられませんからね。
まとめ
少し、羨ましいような、ガス田。
使っている人は、そうでもないようですね。
恩恵を受けている方とそうでない方との差も激しいようです。
ただより高いものはないのかもしれませんね。
やはり、プロパンガスへとなるのもわかる気がしました。