
✅本の巻頭に入れる絵は「口絵(くちえ)」といいます。
年間100冊程度の書籍を読んでいる読書好きの私
口絵は本文の最初に登場する写真や絵のことなんですが、
これがあるのとないのとでは、本の内容や背景を想像するのに雲泥の差が生じるのではないかと思っています。
本に出てくる人物像や背景などを想像するための一つの材料としては、欠かせないものなんですね。
書籍(本)の巻頭に入れる絵のことをなんという?
この記事でわかること
・本の巻頭に入れる絵のことをなんという
・口絵を入れる目的や意味
・本の表紙と巻頭の違い
についてまとめています。
本の巻頭に入れる絵のことをなんという
本を開いた際にイラストや写真が目にとまりますよね。
これを、口絵と言います。
雑誌や小説などの巻頭や本文が始まる前に付けられた絵というのは、物語を読み進める上では欠かせないもの
キャラクターや人物像
登場する背景などを想像するためにもこの口絵が重要なアイテムとなっています。
口絵を入れる目的や意味
漫画と違い、小説の場合、文字を読んでその背景を想像します。
どんな人物像なんだろうと想像が膨らみますよね。
フルカラーで構成されることが多く、それにより読者が本の世界観や登場人物などを想像しやすくなります。
ライトノベルなどの売り上げを伸ばすためにもこの口絵はなくてはならないものなんですね。
表紙だけでは伝わらない、本の世界観を少ないページで読み手を引き込むために必要とされています。
口絵には重要な目的と意味があるものだったんですね。
本の表紙と巻頭の違い
本の表紙とは、本を閉じた状態で見えている本の表(おもて)のこと
「表紙」には、「タイトル(題名)」や「著者名」が書いてある部分です。
「表紙」を開けてみましょう。何も書いてないところをを飛ばしていくと、「中表紙」があると思います。
「表紙」と同じような感じで、タイトルや著者名が書いてあるところです。
これも「巻頭」ではありません。
さらに中表紙をめくると、「目次」が目につきます。
これも、「巻頭」ではありません。
本の「巻頭」というのは、中身や内容(コンテンツ)の一番最初にあたる部分のこと。
本文の一番最初の部分を「巻頭」と呼びますが、この本文の前に、「口絵」や「エピグラフ」を入れることがあります。
まとめ
本の巻頭にある絵のことをなんというのか
その絵の目的や、巻頭の部分の解説をまとめてみました。
電子書籍が簡単に作成できる世の中なので、
あなたも知っていることを本にすることで、何か生み出せるのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。