田植え前の代掻きっていつやるんだろ 今年初めてのチャレンジ! いろいろ教えて欲しいなあ。
こんな疑問を解決します。
田植え歴10年以上の経験を持つおやじから、田植えの手順を紹介します。
この記事では
ポイント
・田植え前の代掻きっていつやるの?
・代掻きの注意点は?
・代掻き後はどうするの?
について、順番に解説していきますね。
田植え前の代掻きっていつやるの?
田植え時期にもよりますが、一般的には、田植えの1週間前に代掻きをします。
田んぼに水を入れ、土が浸ったら、代掻き開始です。
いつものように田んぼを鋤いていくのですが、基本的に浅くで大丈夫です。
代掻き前に、十分な肥を投入し、しっかりと鋤いておきましょう。(代掻きの1ヶ月前エコてっちゃん、1週間前に米育一発)
基本的には田植え前に3回、しっかり鋤いておくと土が細かくなるので、土壌の状態がよくなります。
深さは、くるぶし程度がベストです。
深く鋤いてしまうと、歩く時にもかなり労力がいることと、イネの根が浅い方が強く張るので、なるべく浅くいきましょう。
トラクターの性能にもよりますので、くるぶしが埋まる程度までは大丈夫です。
平に慣らしていくことが大事です。
トラクターはもはや必須アイテムですが、中古のもので十分です。
ヤフオクなどは、便利ですが、ノークレームノーリターンがありますので、ガラクタを売られる可能性がありますので注意が必要です。
一番いいのは、近くの農機具屋さんでお得なものを紹介してもらうことができるのであれば、その後の修理なども頼みやすいので、いいですよ。
うちのトラクターは、40年ほど使ってますが、定期的な整備こそは必要ですが、まだまだ使えそうですよ。
さすがに、最新式のトラクターと比べると、性能はガタ落ちなので、何をするにも時間がかかってしまうのが難点です。
大きな買い物ですから、近くの農家さんと共同で持っている方も多いですよ。
我が家が次に狙っているのは、こういったキャビン付きのトラクターです。
快適装備すぎて、最高です。
1町(10反)を超える耕作範囲ともなると、やはりこれくらいは必要ですね。
代掻きの注意点は?
田んぼの水が回らないうちにやってしまうと、土が練れません。しっかりと水に浸かってから練るように鋤いていきましょう。
泥遊びの感じの練ってるくらいが、ちょうどいい量です。
普通に鋤いている方向と直角に鋤いていくことで、土が平らになっていきます。余り急カーブをしないように鋤いていきます。
何度も往復すると、深く鋤いてしまう原因になるので、ほどほどにしましょう。
トラクターが入れなかった角などは、アルミレーキで均していきます。
代掻き後はどうするの?
代掻きが終われば、そのまま田植えまで、水をたっぷりと張っておきます。
地域の状況によっては、除草剤を撒くタイミングが決まっていますので、農協などに確認しておきましょう。
土の練りができてないと、水がすぐ枯れてしまいます。
田植えの2日〜3日前に、もう一度代掻きをしておきましょう。
しっかりと練っておくと、田植え前まで、しっかりと固まってくれます。
田植えする頃には、土が沈んで、稲が倒れにくくなっています。
代掻き まとめ
できるだけ均一に土を慣らしながら鋤いていきましょう。
充分に練ることができれば、水持ちもよくなります。
とくに、あぜ前はしっかりと練っておくことで、水持ちがかわります。
均一に水を張ったら、水面から土が見えていないかチェックしておきましょう。
土が見えていると、そこから雑草が生えてきてしまいます。