田植えを初めて経験する農家見習いの僕。 近所の農家の人に教えてもらいながら、初めての田植えをしようと準備中です。 何から始めればいいのかな?
そんな疑問に答えます。
山のおやじの農業経験は20年以上。
週末の農業手伝いで得た知識をお伝えできます。
野菜、米、果物など、一通りの経験があるので、どんな時期に何を植えるのかなども記事にしていきますので、参考にされてください。
うちの田んぼは、一家六人が一年に食べるコメは十分に生産できるほどあります。
余ったコメは、農協や道の駅に出荷したりしています。
農家をしていて最高だと思うのは、やはり新鮮な野菜と米が食べられるという点ですね。
ただ、難点は、コストパフォーマンスが悪いということです。
もっと多くの米を作るなどすればいいのですが、それだけ、労働時間も長くなります。
なので、現役サラリーマンが副業として農業をするのなら、それなりの覚悟が必要です。
幸い僕の場合は、週末の手伝いのみなので、さほど影響はありません。
田植え準備いつから始める?
田植え準備は一年中!?
うちの家族は六人家族。
代々の農家ですが、今は父が全て仕切っています。
父も現役の頃は農業をする暇もありませんでしたが、現役を退いてからは、農業一筋となっています。
そんな父に教えてもらいながら、野菜や米を作るようになりました。
週末農業見習いの僕が、田植えをするようになって10年
ようやく、慣れてきたというところです。
農業は、毎日の手入れがとても大変です。
退職を迎えて、農業を始められる方も多いかと思いますので、参考になればと思います。
田植えはざっくり6月に田植え、10月に稲刈り。大きな作業としては約4ヶ月なのですが、それ以外にもやることはたくさんあります。
まずは、6月上旬の田植えに向けて、準備開始です。
当たり前なんですけど、田んぼの周囲には、草が大量に生えます。
田んぼの中は、11月上旬に、肥料として、レンゲの種を撒きました。
レンゲの花が、米を甘くするとのことで、うちは、ずっと撒いています。
レンゲの種を巻くのは、手では大変です。
専用の種蒔機があると、満遍なく巻くことができます。
4月中旬ともなれば、蓮華が満開できれいですよ。
まずは、土手の草刈りです。草刈りの仕方
今回は、田んぼの中は、そのままで、周囲の草刈りをしていきます。
草刈り機は必須アイテムの一つですね。
定期的に草刈りをしなければ、大変なことになってしまいます。
今回は、草刈りについて紹介しましょう。
草刈機を使ってみよう
エンジンはツーサイクルなので、混合ガソリンが必要です。
混合率は、25:1
ガソリンスタンドで販売してくれます。
必ずガソリンの携行缶を持っていきましょう。
ガソリンを草刈機にいれ、エンジンをかけます。
スイッチを入れ、ポンプを5、6回押して、ガソリンをキャブレターに送ります。
アクセルを少し開け(右に倒す)て、チョークを引いて、スターターの紐を引けば、エンジンがかかります。
エンジンがかかれば、チョークを戻して、アクセルを徐々に開いて(右に倒して)いきましょう。
回転が安定すれば、早速草刈り開始です。
一通りの工程動画はこちらを参考にしてください。
エンジンがかかれば、草刈りしていきましょう。
持ち方は、鍬をもつのと同じ。
左回転なので、右から左に草を刈っていきます。
左に刈った時に少し外側に刃を倒せば、刈り取った草が落ちますので、絡まりにくくなります。
長い草は、一気にからず、2回、3回に分けて刈るときれいに刈れますよ。
土手の刈り方は、一番裾から中程へ向け、刈っていきます。
端まで行けば、土手の上から、中腹へ向け、刈っていきます。
最後に、上部を刈り取れば終了です。
草刈り途中で、草が巻きついてしまったら、回転を止めてから取るようにしましょう!
慣れてしまうと、エンジンをかけたままやりがちなのですが、ここは、安全第一で、エンジンを止めるということを習慣にしてくださいね。
草刈りで気を付ける点
キックバックに気をつけましょう。
地面に当たると、回転の勢いで、手前に弾かれます。
気をつけないと、足を切ってしまうことも。
常に両手に力を意識しておくことで対処が可能です。
何気に刈っていると、そういった時に対処できないことがあります。
なんと言っても危険な工具ですから、安全第一で作業しましょう。
石を飛ばすこともありますから、周囲への安全対策は必須となります。
さらに自分自身にも。
目などに石が飛ぶこともありますので、ゴーグルを必ずかけましょう。
振動により、かなり疲れますので、専用の手袋をするとかなり疲労が軽減します。
草刈りは、慣れが必要ですが、農作業には必須です。
まずは、やってみましょう。
今回は以上です。