折り紙で実用的なものを折るとしたら、まず挙げられるのが「箱」ではないでしょうか。
大小の大きさから、正方形・長方形・三角形などの形、そしてふた付きのものや引き出しタイプなど、様々な種類の箱の折り方があります。
ですが、しっかりとした箱をつくろうとすればするほど、難しさも増していきます。
折り紙が得意な方はすいすい折れるかもしれませんが、苦手な方や折り方の手順が簡素に書かれているものを見た方は思わず投げ出したくなってしまうのでは?
今回は、折り紙で折る箱の類でおそらく一番簡単であろう折り方をご紹介いたします!
これならどんな不器用な方でも折り紙に苦手意識がある方でもきっと最後まで諦めずに折ることができますよ。
準備をしよう
用意するもの
・折り紙1枚
折り紙の大きさや色は問いません。
ご自身の作りたい箱の大きさを考えて紙のサイズを選んでもいいですし、細かい作業が苦手だからとりあえず最初は大きい紙で折ってみるのもよいですよ。
それでは早速折り方をご紹介します!
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1.折り紙を1枚用意します。
2.三角形をつくるようにして半分に折ります。
3.一度開き、反対方向にもう一度三角形をつくるようにして半分に折ります。
折り目をつけたら開きます。
4.色のついた面を外側にして、四つの角を中心の点に合わせて折ります。
折り目をつけたら開きます。
5.四つの角を先ほどつけた折り目に合わせて内側に向かって折ります。
6.もう一度四つの角を内側に向かって折ります。
7.裏返しにします。
8.左右の辺を中心に合わせて前面に折ります。
9.左半分の上一枚を取り、右側へと開きます。
10.左上と左下の角を内側へと折ります。
11.手順9で右側に開いた一枚を左側へと戻すようにして折ります。
12.先ほどと同じ要領で右半分の上一枚を取り、左側へと開きます。
13.右上と右下の角を内側へと折ります。
14.手順12で左側に開いた一枚を右側へと戻すようにして折ります。
15.上下の角をそれぞれ裏へと折り、折り目をつけます。
折り目をつけたら戻します。
16.真ん中の割れ目を開き、四角形をつくるようにして形を整えたら完成です。
どのような紙を使って折るか
今回手順をご紹介した際には柄付きの折り紙を使いました。
最近では100円ショップで手軽に柄付きやホログラムなどのかわいい折り紙を買うことができます。
また、100円で何種類もの柄が何十枚も入っていて、お得感もあります。
ですが、100円ショップのかわいい折り紙にもデメリットがあります。
ものによるのですが、中には紙質が薄く、少し力を入れて引っ張るとすぐに破けてしまうものもあるのです。
ですので、初心者の方やしっかりとした出来上がりを期待する方には100円ショップの柄付き折り紙は不向きです。
ちなみに、同じ100円ショップの折り紙でも柄物ではなく単色の一般的な折り紙では紙の弱さを感じることはありませんでした。
柄付きでしっかりとした紙質のものは、ホームセンターの文房具売り場や大型スーパーの文房具売り場などで買うことができます。
まだ折り紙に慣れないうちは高くても品質の良い紙を使うのがよいかもしれないですね。
折り紙箱の作り方 まとめ
今回は折り紙で折る箱のなかでも特に簡単な折り方をご紹介いたしました。
一般的な折り紙の大きさではキャンディが入るくらいのものが折れます。
紙の大きさを変えれば箱の大きさも変わり、紙質や紙の色や柄で多くのアレンジができます。
ぜひ自分のお気に入りの箱を折ってみてくださいね!