公務員の住宅ローンって審査通りやすいんかな?
持ち家って憧れるよなあ・・・どんなローンがいちばんいいのかな?
について解説していきますね。
公務員として42年間働き、退職。
実際にいろんなローンを組んできた経験ありです。
ポイント
・公務員の住宅ローンって審査通りやすいの?
・やっぱり持ち家って必要?
・最適なローンは?
について解説していきますね。
公務員の住宅ローンって審査通りやすいの?
はっきり言って通りやすいです。
公務員の給与は安定していますので、長期的なローンの場合、返済できるのかというところを銀行の審査では見られます。
公務員の給与が支払われなくなる可能性はほぼないので、銀行としても取りっぱぐれがありません。
なので、他にローンがないのであれば、100%審査に通ります。
ただ、通らない場合もあります。その理由としては、残価設定ローンなど、ディーラーで高級車のローンを組んでしまっている方は、他のローンも手を出す可能性があると判断され、住宅ローンが通らない場合があります。
つまり、公務員だから、なんでもローンに通るわけではなく、あくまで、収入に見合った生活をしているのかと言ったところが見られます。
なので、身の丈にあった生活をすることが大切です。
人生の中で大きな買い物になる住宅は、本当にその必要があるのかも見定めた上で実行しましょう。
公務員の場合は、職場結婚する機会が多いです。
そうなると、いわゆる公務員の2馬力となります。
単純に給料が倍になる計算ですが、住宅ローンの審査もかなり有利になります。
やっぱり持ち家って必要?
持ち家が欲しいなあって、やはり多くの人がおもうと思います。
人生の中で、持ち家か、賃貸か、って結構多くの人が悩むとおもうんです。
賃貸は、自分のものにはなりませんが、自分色に色んなところに引っ越しすることもできて、金銭的なパフォーマンスは最高です。
固定費は家賃や共益費のみ、持ち家のような修繕費はかかりません。
リフォームを考えても持ち家の場合はかなりの持ち出しが必要です。
賃貸ならその費用で、何年分の家賃になりますかね?
七万円の家賃として年間84万円
10年で840万円です。
基本的に住宅ローンは35年ローンですから、35年払うとしたら、2940万円払うことになります。
ローンとなるとこれに金利が上乗せされますから、実際は3000万円以上になりますね。
持ち家となれば、もちろんそこからは支払う必要はありませんが、やはり35年もすむと家族構成も変わりますし、傷んできますから修繕やリフォームが必要になります。
となれば、さらにローンを組んだり貯金を取り崩したりそんなことも含めて計画が必要ですね。
私の場合は、最初から持ち家がありました。
増築するためのローンが初めての住宅ローンでしたが、増築にかかるもののため1500万で済みました。
そして、10年後、母屋のリフォームローンを2500万円で組みました。
早期返済のために追加返済をしていき、退職前に全額返済をすることができました。
最適なローンは?
住宅ローンは金利の安い変動性がおすすめです。
その時代時代に合わせ、銀行が金利の安い商品を出してきますので、上がるタイミングで乗り換えることができます。
実際その方法で、変動金利の一番低いところで返済を続けることができたのはラッキーでしたね。
持ち家なら、自分のライフスタイルに合わせて好きな間取りにリフォームできます。
賃貸なら、そうはいきませんね。
お金の持ち出しは賃貸がいいですが、相続といった長期的な視点と、運用といった視点で見た場合、住宅ローンはメリットが多いです。
つまり、持ち家であり、賃貸を組み合わせるということです。
住宅ローンでも、一部の部屋を貸すことができます。
これは、銀行にきっちり確認しておいてくださいね。
黙ってやってると、一括返済を求められたりしますよ。
つまり、家賃収入を得ながら、住宅ローンを返済するというものです。
住宅ローン まとめ
基本的に住宅ローンは自分が住むことが必要ですが、一部を貸すことは問題ありません。
また、自分が大家さんになって、集合住宅を建て、その家賃収入を得ることもできるローンも公務員なら、簡単に通ってしまいます。
実際、私は公務員大家さんになって、中古物件を現金購入したりして、家賃収入を得ることに成功しています。
高級車は金食い虫ですが、中古住宅はお金を生み出します。
公務員という立場を利用して、うまく資産を増やしていきましょう。
今回は以上となります。