桃はとても繊細なフルーツです。
傷みやすいので、ネットに包まれて売られていますね。
柔らかい皮で薄く、なかの種が大きく固い。
果肉も柔らかく、上手に皮むきするのは、なかなか難しいフルーツです。
今回は上手に種を取って、
すばやくキレイにカットする方法を写真で解説します。
桃の切り方!すばやくキレイにカットする方法【手順を写真で解説】
準備をしよう!
用意するもの
・もも
・包丁
・まな板
小回りの利くペティナイフが良いですね。
それでは早速切り方をご紹介いたします!
桃の切り方
1.まず、桃のくぼみの線に包丁を合わせます。
真ん中で種にあたるまで、包丁をいれます。
2.やさしく手にもって、種にあてながら、
ぐるりと1周切り込みをいれます。
一般的には、この半分の切り込みに沿って、ひねり半割にしますが…
3.ここがポイントです。
十字になるように、もう1周切り込みをいれます。
4.両手でやさしく、包み込むように持ちます。
十字の切り込みに沿って、左右の手を逆回転にひねります。
5.十字に左右ひねっていると、種がはずれた感じが手に伝わります。
6.十字の切り込みで種が取れやすくなりました。
これで1/4にカットされます。
(実に種が付いていても手で取れます。)
7.1/8カットのくし形にします。
8.くし形の実を立てて、皮と実のあいだに包丁をいれます。
9.包丁で皮をおさえるようにしながら、くし形のカーブに沿って皮をむきます。
10.上手にむけると、やわらかい実の表面もツルっとなります。
11.盛りつけ例です。
せっかくなので、キレイにむけた皮も飾りに盛ってみました。
ゼリーをかけてみました。(表面の酸化防止です。)
盛りつけて冷やして、サッと提供できます。
桃の食べごろは?
桃は高級品のイメージがありませんか?
せっかくの桃を切ってみたら固かった。もしくは柔らかくなりすぎてしまった。
皮や種と格闘しているうちに、果汁でべたべたになって、果肉がつぶれてしまった。
そんな経験も、今回の種の取り方と皮むきをマスターすれば安心です。
そして一番の問題は食べごろの見極め。ポイントは「香り」ですね。
固さを押して確認すると、果肉が傷つきます。
美味しく食べるためにもタイミングを逃さない様にしましょう。
常温保存で「追熟」して、桃の甘い香りが強くなった時が食べごろのサインです。
最初から冷蔵庫保存すると、冷えるだけで追熟しません。(甘みも出ません)
しっかりと香りを確認して、食べる直前で冷やすことをおすすめです。
桃の切り方 のまとめ
桃はつよくつかむと果肉がつぶれ傷つきます。
やさしく包み込むように、十字の切り込みを入れることがポイントです。
慎重にひねって種を取りましょう。
丁寧にやさしく育てられた、繊細な桃をおいしく食べてくださいね。
カッティングが上手くなると、盛り付けも楽しくなりますね。