
公務員なら再就職先も困らんのやろなあ。
昔は天下りばっかりやったけど、いまはどうなんやろ?
私は公務員歴42年、今年退職し第二の人生をスタートさせました。
同じように退職した同僚は再就職の道を選択しました。
そんな経験から、公務員の再就職について少しご紹介しましょう。
一昔前なら、天下り先がたくさんありました。
いわゆる大手企業の特別職枠というものがあり、役所の入札案件などを担当していたわけです。
ズブズブの関係でしたね。
今は、クリーンになっていて、天下りも廃止されましたね。
私は別に収入があるので、再就職なんて時間の無駄だと思ってますがね。
ほとんどの人は、再就職という選択をするでしょう。
なぜなら・・・
公務員として働いてきた人が全く違う仕事に再就職することは相当壁が高いです。
でも、公務員なら、これまでの経験を活かした再就職先が用意されています。
いわゆる再任用、再雇用と言った制度です。
元の職場と同様もしくは似通った内容で、再就職できる制度があります。
課長だった人は係長として、再出発です。
元職場の人も気を使います。この前まで課長だった人が係長で採用されるわけですから、前まで上司だったのに、今度は部下なんてことも起こるわけですね。
なので、全く同じ職場ではなく、似通った内容で所属だけ変わるとか、そう言った感じです。
この記事では
・再就職するとどんな感じ?
・何歳まで働ける?
・賃金は?
について、説明していきますね。
再就職するとどんな感じ?
再就職すると、周りの人はこれまでと同じ知っている人ばっかりなので、すごくスタートしやすい環境です。
もちろん再就職でも部長職で赴任する人もいます。
全く違う業種に就職することを考えれば、また公務員を続けられるということで、ある意味安定の老後が約束されています。
仕事内容もこれまでの経験したことを活かせるので、新しく仕事を覚える必要もありません。
変わるのは、自分の意識だけです。
周りの同僚も、再就職の人という認識ですし、責任感がないので、とても気楽です。
何歳まで働ける?
年金受給が始まるのが65歳となっていることから、65歳までは働けるようになっています。
なので、ギリギリまで働いてから、年金を受け取る方がおおいですね。
こう言った環境も、公務員ならではですね。
賃金は現役の時よりグンと下がりますが、現役でないぶん気持ちが全く違います。
賃金は?
現役の時の半額程度になるでしょう。
半額でも、責任がないぶん嬉しい制度ですね。
現役の時には、市会議員に呼び出され、説明を求められたり、大変でした。
他に再就職するとなっても、60歳で、何のスキルもないのなら、誰が雇ってくれますかね。
せいぜいコンビニのアルバイトか、警備員といったところで、500万円ももらえるとはなかなかないですよね。
公務員の再就職 まとめ
公務員なら、再就職先が用意されていて、かなり厚遇です。
年だけ取った偉そうな公務員って、ほんと再就職先で役に立ちませんからね。
一番厄介なのが、警察の再就職です。
ある程度偉い人が再就職すると、決まって、昔の地位の感覚のまま接することがあります。
ほんと、鬱陶しいだけです。
行政職員にも、たまにそんなタイプがいますが、ほとんどは、腰が低く、仕事もそれなりにこなせる人が再就職できますので、老後の年金が遅れようとも、心配はありません。
やはり、安定をめざすなら公務員ですね。