今回はフルーツカットの基本ともいえるオレンジのカットです。
ワンプレートのつけ合わせに、定番のオレンジ!
わき役、おまけ?いえいえ、見た目・栄養ともに、たいせつな存在です。
ちょっとのひと手間と工夫で、良いアクセントになりますよ!
切り口をきれいに魅せるポイントをチェックしましょう。
包丁はよく切れますか?まずは大事な下準備です!
準備するもの
・包丁
・まな板
・オレンジ
・シャープナー
飾り切りには、刃のうすい、細長いかたちの包丁が良いですよ。
もちろん、普段お使いの包丁でも構いません。
とにかく大事なのは…「よく切れる」こと!
包丁を研ぐのは下準備の基本中のキホンです。
切れ味が悪くなったなと感じたら、必ず研ぎましょう。
でも包丁を研ぐのって、むずかしいですよね。
そこで写真のようなシャープナーがおすすめします。
まずはV字になっている、とぎ石へまっすぐ包丁を立てます。
そして包丁の根元から刃先まで手元に引いてください。
ポイントは・・・「同じ角度で、一定方向」に引くことです。
今回はオーストラリア産ネーブルオレンジを選びました。
知っていましたか?じつは「ネーブル」とは「おへそ」という意味なのです!
木につながっていたヘタを頭にすると、おしりの部分がまるで「おへそ」のようです。
意外と知らないネーブルオレンジの豆知識ですね。
基本カットから飾り切リのかんたんアレンジまで一気に紹介♪
1、まずは1/2カットです。おへそが見える横向きです。
2、続いて、1/4カット、1/8カットです。
断面を下にした方が曲がりにくいですよ!
切り口もきれいになります。
3、1/8(スマイルカット)を食べやすくしていきましょう
にっこりとした形ですね♪
もちろんこのままでもOKですが・・・
4、果肉と皮のギリギリをねらいます。
オレンジを立てて切りはじめ、カーブにそってねかせます。
5、ここがポイントです!
まず包丁の背を支えている、ひとさし指を基準にしてください。
まな板にひとさし指を当てて、包丁とまな板のあいだを同じ高さに固定します。
高さをキープしたまま、まな板と平行に包丁を前後させて切ります。
6、最後まで切りはなさずに、包丁の向きを変えて
斜めに皮を切り外します。
7、切った皮を差し込んだら完成!
どうですか、この立体感。そして食べやすい
8、皮の間にもう一枚切り込みを入れます。
少しずらせば羽根のように盛れます。
9、こちらも間に切り込みをいれて食べやすくしましょう。
盛り方もアレンジできますよ。
10、見映えが違いますよね!はなやかに見ためアップ
そして食べやすいです。
オレンジの飾り切り注意する点は?
どうでしたか?むずかしかったですか?
ポイントをおさえて、コツをつかみましょう。
もちろん、わざわざ切り込みを入れなくても食べられます。
ですが、やっぱり
✅食べやすさと見映えは倍増ですよ。
包丁が「切れすぎるのはこわい」と思いますよね。
もちろん、刃物ですから取り扱いには注意してください。
切り口がガタガタにならず、見た目をきれいする。
果肉をつぶさずに、ジューシーにカットしたいですね。
そのためにも
✅包丁が、よく切れることが大事です!
フルーツカットはとてもバリエーション豊富です。
今回の飾り切りは、グレープフルーツなどのかんきつ類にも応用できますよ。
テーブルに彩りとビタミンを添えましょう。
薔薇の花も簡単ですので、試してみてくださいね。
オレンジの飾り切りのまとめ
ほんのちょっとのひと手間で、よろこんで食べてもらえたら、うれしいですよね♪
料理は「ぱっと」見ための、第一印象が大事です。
「おいしそう~!」と、笑顔がもらえます!
ちょっとしたアレンジで、見映えを変えてみましょう。
よろこばれること間違いなしです! ぜひチャレンジしてくださいね♪