定額給付金って、だれでも10万円もらえるのだろうか?
いまいち、よくわからんなあ。
どうやって申請したらいいのかな?
こんな疑問に答えます。
各都市のホームページを調べたり、コールセンターに対応を聞いた結果、
一番ベストな方法をご紹介しましょう。
ポイント
定額給付金の申請方法
早くもらえる方法
親族から暴力を受けている人は必ずやっておこう
絶対にもらえない人とは
他にもたくさん給付金
について、解説していきます。
定額給付金の申請方法
(1)郵送による申請
各市町村から、世帯主あてに申請用紙が届きます。
申請用紙に自分の世帯分の家族の名前が記入されているので、間違いがないか確認しましょう。
記入要領を参考に、記載していきましょう。
申請の際に必要なもの
・世帯主の署名および捺印
記入漏れの場合は、給付されません。
・世帯主の本人確認書類
例えば、マイナンバーカード、運転免許証、健康保険被保険者証、年金手帳、運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)、在留カード、特別永住者証明書、パスポート、写真付き住民基本台帳カード、後期高齢者医療被保険者証、介護保険被保険者証、身体障がい者手帳等官公署発行の顔写真付き証明書、生活保護適用証明書、休日夜間等診療依頼書等の写しなど。いずれかひとつが必要です。
物によっては、両面コピーが必要だったりします。
このコピーで何をみているのか
申請者本人なのかをみていますので、名前、住所、生年月日が申請書と同じである必要があります。
つまり、住所が違っている場合などは、証明になりません。どうしても、ないのであれば、必ずその理由を明記しておくと良いでしょう。
なぜなら、審査をするのは人だから。
不備があれば、エラーになります。なので、エラー分は本人に再確認が必要になりますから、その分、給付が遅れますよ。
ここにないものは基本的に無理と考えて良いでしょう。
どうしてもないという時は、各市町村にコールセンターがありますので、相談してみるのもいいですね。ただし、非常にかかりにくい状況です。
市町村によっては、FAXにも対応しているので、そちらを利用してみましょう。
・世帯主の銀行口座
これも、間違えると大変ですね。
通帳の見開きページに、口座名義人、口座番号、支店名、支店番号などが載っていれば大丈夫。そのページをコピーしましょう。
記入間違いが非常に多い部分です。
とくに口座番号は注意しましょう。
銀行名も、合併していたり、ややこしい銀行名がありますよね。
古い通帳でも、今の新しい銀行の名前を書いておかないとダメですよ。
・世帯主が申請書をかけない
もし、世帯主が申請書を書くことができないのなら、同一世帯の家族なら、代理人になることができます。
その際は、代理人の身分証明書も必要です。
余談ですが
10万円の給付金がいらない人は、申請用紙を提出する必要はありません。
家族の中でも、いらない人がいる場合は、名前の端にチェックするところがあるので、チェックするだけで辞退することができます。
ただ、なんのメリットもありません。もらえるものはもらってから、寄付したいところに寄付する方が、有効な使い方となりますね。
もらわないのは、権利を放棄しただけですから。とくに誰からも喜ばれることはありません。
返送する
必要事項を記入し、本人確認書類と口座名義のコピーを返信用の封筒に同封し、速やかに返送しましょう。
だいたい1ヶ月もあれば振り込まれるでしょう。
遅い自治体もあるかもしれないですが、あきらかにそこの長に責任があるでしょう。
役所の職員を削減してきた。
世帯数が多過ぎるのに、対応する方法を簡単に考えていた。
業者との契約が難しい。
だいたい、大きな自治体はこれに当てはまります。
なので、苦情をメールしても、電話しても、届きません。
市会議員に相談しても同じです。
やっているのは、無理難題を押し付けられている職員だからです。
人一人のパワーには限界があります。
それだけのマンパワーとシステム構築をきちっと考えていた行政は、今回もうまく支給していますね。
もっとも、世帯数が少ないですけどね。ここが一番、大きい理由ですね。
(2)オンラインによる申請(注)世帯主しかできません
スマホや、カードリーダー付きのパソコンを持っている世帯主の方なら、オンライン申請ができるというだけです。
どんな機種が対応しているかはこちらを確認してください。
全国的にみても、総務省のマイナポータルは欠陥だらけ。
なぜかというと、マイナンバーカードの情報を入れるにもかかわらず、住民基本台帳データーとリンクしていないから、名前を自分で入力しなければいけません。
つまり、申請の権利すらない、世帯主以外の人も申請ができる。世帯主じゃなくても申請ができるわけ。
しかし、
申請ができる=有効な申請
では、ありません。
つまり、申請ができても、住民基本台帳データと突合する作業は業者であったり市の職員が1からみなくてはいけません。
どう考えても、郵送されてくる書類の方が、名前などの印字があるから、楽です。
ということは、
オンライン申請で、正しく入力できなかった人、何回も入力した人、世帯主じゃないのに入力した人は、必ず、行政からチェックリストに一旦入れられます。
そして、電話や郵便などで、不備のやりとりが必要になります。
ということで、さらに給付が遅くなるということです。
オンライン申請して安心しているあなた!安心していて大丈夫ですか?
早くもらえる方法
間違えないこと
各市町村から送られてきた申請書に必要事項を記入し、本人確認書類、銀行の口座情報など、必要な添付書類を同封し、郵送するだけ。
これが一番、安全で早い給付を受けられると思います。
オンライン申請している人は、郵送申請をすると、二重申請になってしまいますから、またまた給付が遅れるかもしれませんよ。
遅れてもいい人は、自己責任で申請しましょう。
デモを起こさない。
あちこちで、デモが起きているようです。
今回の給付に漏れている人ですね。
残念ながら、国の制度では無理です。
各市町村の対応になりますね。
でも、デモを起こすと、本来もらえる人の給付が遅れます。
こまったもんです。
なぜなら、そのデモの当事者と話す時間は、作業ができないからですね。
デモ対応職員なんていませんからね。
当たり前ですが、市の職員も限りある人員でやっているのだから、応援してあげないと、私たちに給付する時間が遅くなるだけです。
デモや、苦情電話、苦情メールも処理するのは市の職員。
苦情処理専門の職員はいません。
手を止める行為になるので、やめた方が得策です。
親族から暴力を受けている人は必ずやっておこう
親族から暴力を受けている。
別居している。
警察や役所などの証明がある。
こんな人は、世帯主に全部持っていかれないように国が特別に給付を受けることができるように守られています。
かならず、最寄りの市役所に申請しておきましょう。
絶対にもらえない人とは
・住民票がない人
・身分証明書がない人
これらの人は、渡す方法がありません。
なぜなら、そもそも、住民票に載っていないのなら、この制度の対象ではないということ。
各市町村の個別対応となります。
身分証明書がないなら、なりすましにもなれるということ。
相当困難になると思います。
・ただ単に家庭の事情で、世帯主と疎遠。
・暴力と認められていない。
残念ながら、こういった方は今回の給付金を世帯主がもらったとしても、本人に還元されない可能性があります。
なぜなら、世帯主が家族全員分をもらえてしまう制度だからです。
そもそもの権利が世帯主と限定されているので、それ以外の同居人には、権利がありません。
世帯主に連絡が取れないのなら、分けるわけないの判断は世帯主に委ねられているため、独り占めされるという可能性は十分にありますね。
もらえない人はどうすればいい?
家族間の私的な理由でもらえない人は、弁護士に相談しましょう。
ただ、個人間の争いなので、弁護士費用の方が高くなります。
そもそも4月20日に決まった制度。
世帯主しかもらえないのなら、世帯分離という方法もありました。
給付の段階になってから、役所に怒鳴り込んでも、自己責任ですね。
制度上もらえない人は、制度が変わるように動くしかありません。
国の制度上もらえないので、各市町村に国の制度に変わる給付金を支払うよう要求するしかありません。
署名を集めて要望書を提出するなんていうのは、この間にもいろいろありますよね。
国会や市議会などで、決定されない限りは、むつかしいでしょう。
今は、国の制度で対象になっている人達に、いち早く給付ができるように作業を急ピッチで行っているようです。
あちこちで行われているデモは、度が過ぎると警察が動きます。
公務ができないとなれば、給付はますますおくれるでしょう。
特に、予算の少ない市町村や、世帯数のおおい大都市などは、難しいでしょうね。
今後、第2、第3の給付金が支給される可能性もあるかもしれません。
今のうちに、住民登録をしたり、世帯分離しておきましょう。
そもそも身分証明書がないのなら、生活保護を申請しましょう。
住む家も、病院も無料。さらに毎月お金がもらえて、今回の給付金ももらえます。
確実にお金を手にできます。
デモに参加して、無駄な時間を過ごす必要はありません。
日本は、働かなくても生きていける国として、世界中から外国人が流入しています。
そして、働き先も支援してくれます。
ただ、悪徳業者には気をつけましょう。全部持っていかれちゃいますよ。
他にもたくさん給付金
個人事業主や中小企業の社長さんは、絶対申請しましょう。
昨年の事業から、大幅に減っていたり条件が整えば100万円の給付も受けられる場合があります。
お近くの商工会議所へ、まずは相談してみましょう。
特別給付金のまとめ
今回の給付金は、国が突貫工事的にきめた制度であるため、大きな自治体は対応できず、支給が遅れるケースが多発しています。
オンライン申請は、間違えた申請ができる欠陥システム。
考えた人は、クビになってもいいくらいお粗末なシステムです。
もっとも、きちんと申請している人には、速やかに給付されますよ。
実際、ぼくは、オンライン申請で、もうもらっちゃいましたから(笑)
やはり、自治体が小さいことと、苦情をするような荒んだ人間が少ないということが大きいと思います。
大都市では、こうはいきませんよね。
心配な人は、郵送申請が一番安心です。
給付はいつ?
私は給付される?
いろいろな心配があると思いますが、間違えずに行政に従って申請をすることが一番の近道です。
アンチ公務員が多いですが、僕は、公務員の味方です。
フリーランスとなった今、自分で稼げる力がある人が一番強いということがよくわかりました。
ブログで稼ぐというのも、自分の力の一つですね。
サラリーマンも、所詮は雇われの身。いつでもクビにされてしまいます。
大企業に勤めてたくさん給料をもらっても、貯金していなかった人は、こういった有事に対応できません。
なので、安定的な給料をもらえる公務員に嫉妬するんですが、公務員は民間の給料を目安として、給与が決まります。
こういった不況の時は、翌年の人事院勧告でマイナスとなり、さらに、継続的に給料から支援金を引かれます。
その金額は、生涯賃金で考えると数百万円です。
かといってバブルの時に給料が良かったかというと、全くそうではありません。
これでも公務員を責めますか?
警察、消防、市役所、すべて、この人たちがいないと社会は回っていきません。安心して暮らせません。
今回のコロナの窓口は市役所です。この人たちがストしたら?
スト権ないけどね。
二回目給付金の実態
今回は以上となります。