公務員のドラマって結構かっこよく描かれてるけど、実際どうなの?
私は公務員歴42年、今年退職し第二の人生をスタートさせました。
この記事では、
ポイント ・公務員ドラマといえば ・実際の職場は ・それでも公務員は最高
について、ご紹介していきます。
公務員ドラマといえば
最近で言うと、健康で文化的な最低限度の生活「ケンカツ」や、倍返しで有名な「半沢直樹」もオネエの大阪国税局の査察部統括官が登場するなど、公務員を題材にしたドラマとして、有名ですよね。
映画になったプリンセス・トヨトミも会計監査員の仕事に焦点が当たっていました。
トッカンや県庁の星など、公務員を題材にしたドラマが人気を博しているのは何故なのでしょう。
ここには、共通して、不正を暴いたり、自分のためではなく、困った人を助けると言ったことが必ずテーマになっています。
生活保護の担当職員をターゲットにしたドラマ、健康で文化的な最低限度の生活『ケンカツ』もありましたね。
実際は、あんなきれいなものではありませんが職員の気持ちがうまく描かれています。
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公務員が題材になるってことは、やはり、
悪をこらしめるってところがやはり見どころなんでしょうね。
公務員を目指す方にもそういった正義の心を持った方が多く、実際働いている現場でも、不正を暴いていくところに仕事のやりがいを持つことが多いですね。
実際の現場はどうなのでしょう?
実際の職場は
毎日がドラマの連続!
生活保護の担当の時は、一人で大体100人くらいを担当するのですが、中には精神疾患で働けない人も多く、生活困窮する理由もわかるのですが、少し違うような気がしてました。どちらかといえば施設入所レベルでも、そうならないケースが多いのが実態でした。
そう言った方は、正しいことを理解することも難しく、感情の起伏が激しいため、包丁を持って暴れることもありました。
なので、家庭に訪問する時は必ず二人で行ってましたね。
どうしても一人で行かないといけない時は恐怖でしかありません。
警察のOBが同行することもありますが、その時は心強いですね。
生活保護は肉体的にも精神的にも本当に疲労してしまう職場でした。
鼻血が止まらなくなったこともありましたが、今思えば、相当精神的に参っていたのかもしれません。
これ以上いたら本当に休職になっていたかもしれません。3年で異動できて本当に良かったです。
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そう言ったことが好きな方もおられるので、長年ケースワーカーをされているベテランがいるわけです。
受給された方を受給しなくてもいいように、自立できるように生活保護制度と言うのがあるのですが、いつのまにか、働かなくても生きていける方法の一つとされているところに、やりがいを感じなくなってしまうことも多々ありました。
なぜ、こんな人たちのために、苦労しなければならないのか・・・
日々、そんな葛藤との戦いでしたね。
また、ホームレスの自立支援のため、生活保護へつなぐ仕事もあります。
このような人たちも昔は仕事をしていて、いろんな人生があった末に路上生活に行きついてしまったわけですが、そもそも、集団行動や規律正しい生活が苦手で、路上生活をしている方もおられるので、全ての人が生活保護をもらって幸せではないってことがあります。
最悪はテントを勝手に張って、不法占拠して住んでいる人に退去勧告しなければいけないケースですね。
団体の要望や対応にずいぶん走らされましたが、テント生活者も今でも生活保護をもらって生活できているようで、久々に会ったときなんかはお礼も言われましたから、その時はやっていて良かったと思いましたね。
それでも公務員は最高
肉体的に精神的にも過酷な労働環境がありますが、職場内のチームワークがよければ耐えられます。
一番困るのは、組織内での裏切りです。
同じ局内でも課がちがうとこんなにも非協力なのかと呆れることもありました。
局によってはアットホームで、みんながワンチームのように仕事ができていたところもありました。
局長決裁が15時持ち込みの支払命令書なんかも、14:59分持ち込みギリギリでセーフなんてこともありました。
そんなときの達成感は半端ないですね。
まさに毎日がドラマのようでした。
配属される場所で天と地ほど違う場合もありますが、それでも公務員は最高と思うところは、仕事に困ることがないと言う、超安定でしょう。
人事異動はまさに、転職と同じです。
今までのノウハウやスキルは一切通用しないこともしばしばあります。
かと思えば、ずっと同じ経理畑を異動してくる強者もいます。
オールマイティーに何でもこなせる人と、その道一筋のプロになるか、全ては人事異動次第です。
公務員のドラマ まとめ
毎日の仕事がドラマを見ているように、驚きの連続。
そんなことも今では懐かしい思い出です。
いかに健康で、楽しく過ごせるかは配属先次第ですが、ほとんどの職場は残業もあり、定時退庁できることはほぼほぼありません。
しかし、そこには市民のためという正義の心と悪を正すという使命感の上に成り立っているものがあります。
市民と一切接触しない部署もありますが、結局は市民のためになることしかありません。
市民からの苦情も、大きく捉えれば、市民の悩みから発せられるもの。行政が関わることで改善できるなら、改善していきたいですね。
そこには法律という壁があり、法律に則ったことしかできません。
法律や条例を改訂していくことも公務員の仕事です。
たくさんの職種があって、自分に合った職種はなんなのかもじっくり検討するといいと思います。
まずは、試験に合格してからですね。
公務員試験は一般常識問題ですが、予備校や、対策問題を勉強しておくことは必須だと考えておきましょう。
準備をせずに合格できるほど甘くはありません。
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LECで公務員試験合格をめざしましょう。
今回は以上です。