50代の公務員です。市役所の戸籍に勤めて20年になります。
コロナの時期にもかかわらず、市役所に手続きに来る人は後を絶ちません。
こんな時でも、住民票を取ったり、所得証明を取ったりと、様々な書類が必要な方が、コロナの感染リスクをかかえて来庁されるのですが、受付の職員も、いつ感染するのか毎日が戦いです。
そんな窓口ワークもテレワークが導入され、働き方改革が行われるようです。
初めてのテレワークに戸惑いながらも、来庁者の対応も避けられない業務です。
テレワークになったら、生活はどうかわるのでしょう?
こんな疑問に答えます。
この記事では、
・市役所に行かなければ発行されない証明書って何?
・市役所の待ち時間が倍に!?
・市役所職員はコロナ対策要員として利用される!?
・テレワークは意外と快適!?
・公務員の給与は減額される?
こんな感じでお話ししていきます。
市役所に行かなければ発行されない証明書って何?
外出を控えるよう、政府からの要請が出て以降、各都道府県市町村町においても、不要不急の外出を控え、特定の店舗については、営業も自粛するようになってきました。
それも、すべては、コロナウイルスの感染拡大防止のため。
オーバーシュート(爆発的感染拡大)寸前の日本を立ち直らせるには、一人一人の自覚が必要。人に会わない行動をとるということがすごく大切と言われていますね。
にもかかわらず、市役所には、日夜多くの人が来庁します。
市役所に行かなければならない、不要不急な用事って何?
市役所の窓口以外にも住民票の写し、印鑑登録証明書、市・府民税(所得・課税)証明書(最新年度のみ)、戸籍謄本・抄本などは、マイナンバーカードがあれば、コンビニで発行できる市区町村もあります。
まずは、お住まいの市区町村に電話してみるか、ネットで検索してみることをおすすめします。
どうしても、取得が必要な時は、なるべく混んでいない時間帯や、混雑していない市役所、そして、コンビニをフル活用してみましょう。
結構、市役所に行かなくても、必要書類ってとれるんですね(*゚▽゚*)
うちの市役所はどうなんだろう・・・
なんて方は、すぐに調べてみてください。今はスマホでなんでもわかる時代。
市役所職員も少なくなっている今、電話で待たされる時間も半端ないです。
そんなときは、スマホのGoogleさんに聞いてみましょう。
お住まいの市役所の名前、住民票とかで検索すれば、コンビニで取れるかどうかもすぐに分かりますよ。
なるべく人の密集したところには行かないのが賢明ですからね。
市役所の待ち時間が倍に!?
コロナウイルスの関係で、自宅勤務が推奨されています。
地方公務員も例外なく、実施されていく方向です。
となれば、ただでさえ混みまくりの住民票発行窓口なんか、どうなるんでしょうね。
完全に、待ち時間は倍になります。
対応する職員が半減するということは、それだけ、システムに入力する職員もへるわけですから、あたりまえですよね。
人口が少ない市町村では、さほど影響がないのかもしれませんが、それでも、職員が半減すれば、これまでの待ち時間が倍になるのは必然ですね。
私たち市民も、不要不急の書類以外は手続きを伸ばしたり、コンビニを利用したり、いろいろ作戦を考える必要があるようです。
市役所職員はコロナ対策要員として利用される!?
公務員の人は必見です。
少し考えてみてください。
今や医療現場は、感染者の対応に追われています。
このまま感染者が増え続ければ、対応する医療関係従事者はまわらなくなります。
そんな時に利用される人員って誰だと思います?
これは、民間にお願いすることもできず、災害時の対応要員は公務員がまず対応することになっています。
東日本大震災の時も、真っ先に応援に行ったのは、市の職員でした。
何日間も、泊まりがけで。
そういう意味では、公務員は全体の奉仕者というわけです。
こんな非常事態には、国民、市民に貢献するための公務員が活用されるわけなんですね。
税金泥棒と蔑まれている公務員に助けられているのがわれわれ民間人なんです。
警察官や、消防署員、レスキュー隊、自衛隊、どれも人命を守るのがお仕事。
我々は、助けあわないと生きていけないんですから、いろんな人に感謝しないといけませんよね。
特に非常事態には、公務員は率先して、送り込まれるようになりますから、今回のケースもまちがいなく、市の職員も、受付業務などの要請がされるでしょうね。
やはりきましたね。5月から各自治体による定額給付金の受付が始まりました。
全国的に公務員は感染のリスクを抱えながら給付業務に昼夜を問わず、連続勤務のようです。
テレワークは意外と快適!?
初めてのテレワークですが、やってみると意外と快適です。
まずは、満員電車に揺られて通勤するということから解放されます。
これだけでも往復、相当のストレスフリーではありませんかね?
遠方から通勤される方なんかは、片道2時間くらいかけて通勤なんて方もおられますからね。
往復4時間の時間が、なくなるなんて、相当大きいですよね。
在宅勤務はというと、職場が家に変わるだけなので、やることは同じです。
書類の作成、メールの返信、会議はリアルからウェブ会議へ変わるだけ。
なので、家でごろごろテレビを見ている時間なんて、ありませんよ。念のため(笑)
そんなことしてたら、職務専念義務違反ですからね。
どういったものがあれば、快適な在宅ワークが過ごせるのかは、こちらの記事が参考になります。
公務員の給与は減額される?
一般企業の人は自粛を要請され、給与が支払われないケースも多いと聞きます。
一方、公務員はどうでしょう。
税金から賄われる公務員の給与は、こんな緊急事態の時もすぐに、減額されることはありません。
しかしながら、年に一回人事院勧告がだされ、民間給与との差額があれば、給与改定されることになっています。
民間企業の給与が半減すれば、公務員給与もそれに比例して、減額となります。
なので、公務員だからと言って、給与が右肩上がりというわけではないのです。
リーマンショックの時も改定はありましたからね。
でも、やはり、さすが公務員というところが、民間給与を参考にする企業については、大企業のみ。大阪などは、中小企業も視野に入れながら、人事院勧告を出しているようですが、それでも、零細企業や、派遣業で働いている方に比べれば、給与の安定の面ではすぐれていますね。
そのために公務員試験を受けて合格したのですから、公務員の方は、堂々としていればいいと思いますよ。
反対に、民間企業が好景気なバブルのときは、莫大な給与が支払われていたわけですが、公務員は、給与が上がるにしても、民間企業のように上がるわけではなく、ある意味安定でしたね。
その時代には、公務員なんて・・・って言われてましたけどね。新卒の同期なんか、採用してから、数年で1000万プレイヤー続出の時代でしたが、公務員は、いくら新卒でも400万円程度でしたからね。
なんで公務員なんか選ぶの?なんて、言われていた時代です。
逆に今は、公務員は給与が減らなくていいよなっていう目で見られます。
ある意味、世間からの風当たりが強い職種であることは間違いありません。
そういう意味では、生涯賃金でどちらが安定しているのかといえば、フリーランスで働けるエンジニアや、手に職を持っている人は、いろんな仕事を副業として持てるということは、とてもメリットが大きいですね。
今のこの時代にも、稼げる方法はいくらでもありますから、今の仕事がなくなったって、自分で食べるだけの技術を身につけている人は強いですね。
今後は週休3日制も珍しくない時代がやってきます。
今のうちから備えておくことが必要ですね。
今後は、特定の業種にしがみついているだけでは、生き残ることは難しい世の中にかわるんでしょうね。
アフターコロナの世界はどうなるのか、その先の先を見据えた行動が重要ってことですね。
大手の大企業に就職し、エリート街道まっしぐらなんて方は、公務員と比べものにならないほどの生涯賃金を手にすることができますが、それだけ、ノルマや利益追求のストレスは半端ないものです。
どちらが安定した人生なのか、人生のハードルが低いのはどちらなのでしょう。
これからは、間違いなく働き方改革が起きます。
未来を見定める力が必要とされる時ですね。
まとめ
どんな職種であろうとも、自分が好きなことで生活できればそれが一番です。
他人の職種を比べるのではなく、自分の物差しで比べるようにすると自分の成長がよく分かります。
まだまだ伸び代がありますよ。人生なんて、一度きりですから、自分の好きなことをして稼いでいく方が、素晴らしい人生だと思いませんか?
自分のためのスキルアップに読書もとても大切ですね。
成功者ほど、読書している方は多いです。
最近読んだ本はこちらの本です。
こちらのイケハヤさんの「武器としての書く技術」は、ぜひおすすめです。
まさに、書くことが仕事になり、人生を楽しまれている方ですね。
自分のスキルアップに、今後成果を出したいという方は、必ず読んでおいてください。
こちらのメンタリストDaigoさんの「人を操る禁断の文章術」も、文章を書くコツというのを掴めます。
サラリーマンなら必ず、メールなどをおくりますよね。
そんな時に、あることを気をつけるだけで、印象がグッとかわりますので、必ず読んでおいてください。
今回は以上となります。