定額給付金って現金でもらえんのかな? 口座なかったら、現金しかないもんね。 現金書留かな?
コールセンターで現在の状況を確認しました。
ポイント
・定額給付金を現金で受け取る方法とは
・今後のために
について、解説していきます。
定額給付金を現金で受け取る方法とは
現金給付を選択する状況の人とは、口座がない人が大半だと思われます。
行政によって、対応は異なりますが、住民票のある世帯主であれば、必ず給付される権利を持っていますので、現金給付が受けられないことはありません。
この現金給付、行政によっては、現金書留であったり、為替であったり、窓口払いであったり、対応は決まっていません。
自治体の規模や、対象者数によっても判断が難しいところですね。
単純に現金給付がいいと思っていても、実行するとしたら、一体いくらの現金を役所に用意しなければならないのでしょう。
大阪市の場合、対象は152万世帯ですが、270万人の人が住民登録されているわけです。
単純に、全て現金とすれば、270,000,000,000円です。って
ぱっと見では読めない数字ですね!
なんと、2,700億円です。
とてつもない金額ですね!
まさに、想像を絶する金額ですよね。
この金額なら、持ち歩くこともできませんし、役所に保管することも怖いですよね。
なので、ほとんどの方は口座振り込みを選択されますし、現金なんて用意しなくてもいいんじゃない?と思われるでしょうが、そうはならないようです。
大阪に限らず、口座がない人っていうのが、やはり、相当数いらっしゃるようです。
限定するわけではありませんが、ホームレスの方には多いようですね。
ただし、今回の特別定額給付金の給付要件に、住民票の登録がある人に限られていることから、ホームレスの中には、住民票の登録が抹消されてる方が多いと聞きます。
つまり、そもそも、権利がないということ。
むしろ、住民票はないけど口座はあるって方は多いでしょうね。
でも、その人は、住民票がない時点で対象になりません。
なので、住民票があるけども、口座がない人というのが、現金給付の対象となります。
一体どの程度おられるのでしょうね。
例えば1%として27,000人ですから、27億円ですね。
少なくとも1区あたり1億円以上の現金を用意しなければならないということです。
給付日も当然ばらけるでしょう。審査が通った順番で、給付日も指定しないと区役所に殺到しますからね。
まだ、区役所で給付と決まったわけではありませんが、本庁の1カ所で給付となれば、それこそひとだらけですね。
遠いところからなら、現金給付を受けるために電車に乗らなくてはいけません。
これって、市民サービスからすると非常に問題ですね。
なので、ほぼ100%の確率で区役所での給付になると予想しています。
1世帯五人家族なら、50万円です。
結構な大金を持ち歩くことも、リスクありますね。
今後のために
住民票を登録する。
居住する家をそもそも借りることができない。
そんな方は、自立支援のサポートがあります。
まよわず、生活保護の申請をすることです。
今回の給付金は生活保護世帯にも給付されることになっています。
毎月必要な最低限の生活保護が受けられ、病院も無料。給付金ももらえるとなれば、生活保護の受給も考える必要がありますね。
生活に困っていないけど、とにかく住民票の登録だけはできない。
こんな人は、残念ながら、対象になることはありません。
諸般の事情で登録できないという人は、今後も同じような給付金制度であれば給付の対象にはなれません。
その事情というのを根本から解決し、どうすれば住民票を登録することができるのか、専門家に相談しましょう。
世帯主となっておく。
今回の給付金では、世帯主に請求の権利があって、同居の家族については給付の対象に過ぎなかったということ。
つまり、世帯主の総取りが認められている制度となっています。
世帯分離が可能なのであれば、やっておくことです。
まとめ
第2、第3のコロナショックが来ることは、ある程度予想されます。
つまり、第2、第3の給付金もひょっとしたらあるかもしれませんね。
その時の支給要件が、今回と一緒ならば、住民票の登録だけは必ずやっておくこと。
家庭内の問題があるのなら、世帯分離もやっておく。
このことだけは最低限必要なことですね。
二回目給付金の実態
さらに、給付金に頼らずとも、生活できる力を付けていきましょう。