魚料理、美味しくいただくためにも覚えておきたい。
魚の生臭さを取る方法。
料理の前の下処理で、料理の仕上がりが変わります。
下処理にはいくつかの方法があるので、試してみてくださいね。
匂いの原因
魚の生臭い匂いの原因は、血液や内臓、魚の油分など、いろんな原因がありますが、
魚が鮮度を失っていく際には、血液などが腐敗していく際の細菌繁殖が、トリメチルアミンの増殖の原因となるのですね。
トリメチルアミンとは、
旨味成分である「トリメチルアミンオキサイド」が変化して、
トリメチルアミンとなるときに、アンモニア臭となって、生臭い匂いを出しているようです。
では、その生臭い匂いは、どうやって取るのがいいのでしょうか。
いくつかの方法がありますので、料理にあった、下ごしらえをするといいようですね。
匂いといえば、ブロッコリーにも独特の匂いがありますね。
ブロッコリーの臭いを消す方法がある?オススメの保存法や調理法とは?
酒
魚の煮炊きする際に、酒を入れると、生臭さを飛ばしてくれるようです。
潮汁や、煮魚には、欠かせないアイテムですね。
塩
焼き魚の場合は、塩を振りますが、味付けだけでなく、
魚の匂いの原因である水分を取ることにも役立っているのですね。
塩を振ることで、臭みの原因である水分を取ることができると同時に、臭みもとることができます。
塩をした後は、しっかりと出てきた水分を拭き取っておくことが大切です。
刺身にする場合にも、事前に塩をすることで、臭みをとることができますよ。
熱湯
魚の血が臭みとなりますので、熱湯をかけて、血を固まらせ、水でサッと流せば、臭みと一緒に血を洗い流すことができます。
柑橘類
レモンなどの柑橘類の汁でサッと匂いを取ることもできますし、予め、柑橘類の汁につけてから、焼くことで、臭みをとることもできます。
牛乳、ヨーグルト、カレー粉
下処理で、牛乳につけたり、ヨーグルトにつけたり、カレー粉をまぶしておいた牛乳に漬け込んだりすることで、臭みをとることもできます。
塩麹
塩麹をつけることで、臭みをとることもできます。
茶汁
茶汁でサッと流すことで、殺菌作用と、臭みとりをすることもできます。
生姜
魚の煮付けなどの際、スライスした生姜と一緒に調理すると、生姜の消臭成分により、魚の臭みを調和してくれますよ。
生姜の活用方法については、こちらの記事が参考になりますよ。
手についた匂いを取るには
柑橘類
レモンなどの柑橘類をすり込んで、洗うとよく取れます。
ステンレスに触る
これは、鉄イオンと魚の匂いが反応して、 匂いの素を消してくれるというものです。
酢
酢を水で薄めて、サッと洗うと、匂いも取れます。トリメチルアミンは、アルカリ性なので、酸性のお酢で中和するということですね。
殺菌作用もありますので、オススメの方法です。
まとめ
まずは、鮮度のいい魚を手に入れることが大事ですが、
その後の下処理で、料理の味もだいぶ変わるようです。
塩や酒、酢などは、どこの家庭でもありますし、手軽に下処理ができるアイテムとして、重宝しそうですね。
魚から出た水分が匂いの原因となりますので、必ず拭き取るようにしましょう。
魚の臭みがない!絶品!!みかんぶりを超えたチョコぶりとは!?
こちらの記事を参考にしてくださいね。→ チョコぶりをくら寿司で!味は?
新鮮な魚や野菜を手に入れるには、やはり、宅配が便利!
買いに行くのが面倒だったりする時も、
宅配システムがあれば、とっても便利ですよね。宅配野菜の厳選4種類を紹介!おすすめはこれ!